元野球部が陥りがちなスライスが出る理由

僕は小学校から高校まで9年間野球をしてきました。

朝から夜まで一年中ほぼ休み無しで練習してきました。

残念ながら甲子園には行けませんでしたが、凄く充実した9年間でした。

あの厳しかった練習を思い出すと、鬱になりそうです。

多少のことであれば、乗り越えられると思っています。

※今回は右打ちの方の打ち方です。左打ちの人は逆に変換して見てください。

スライスの直し方

相手が投げてきたボールを幾度となく打ってきた僕は、

止まったボールを打つだけのスポーツ(ゴルフ)なんて簡単すぎると思っていました。

そして、野球で培われた技能があれば、スコアなんてすぐ上がると思っていました。←殴りたい

しかし、実際に打ってみると

「ポカっ。コロコロ。」

どうして止まっているだけのボールを打てないのか・・・。

それでも諦めずにコツコツ練習を続けていました。

なんとか慣れてきて、前には飛ぶようになってきましたが、

「バシッ。スラ〜。」

どうして真っ直ぐ打ったつもりで、右スライスしていくのか・・・。

最近になってやっとスライスを改善してきたので、同じように悩んでいる方は参考にしてください。

特に原因が元野球部というところにあったので、野球経験者は必見です。

スライスが出る原因

まず、スライスが出る原因がわからなければ改善のしようがありません。

スライスの出る原因は

  • フェースが開いている
  • クラブがアウトサイドインの入り方をしている

の2つです。

フェースが開いていると右に飛ぶのはわかりますよね?

       ↓

       ○

↖︎

     ↖︎

この状態で当たれば、ボールは当然右に飛びます。

厄介なのは

クラブがアウトサイドインの入り方をしている

ということです。

ボールを正面から捉えるのではなく、

コスるように捉えるため、ボールに右回転(ボールを上から見て)がかかり、飛距離も出なくなります。

自分では、インサイドアウトで振っているつもりでも

なぜかアウトサイドインになっており、

なかなか治すことができないのです。

アウトサイドイン軌道の治し方

アウトサイドインのスライスを治すために、YouTubeで色々な動画を見て研究してきました。

「テイクバックの時に逆8の字を描く」

「足をクロスに構える」

様々試しましたが、結局スライスは治りませんでした。

諦めて、しばらくは左を向いて打っていました。笑

飛距離は出ませんが、フェアウェイには落とすことができるようになりました。

「もうこのまま、左向いてずっと打っていこうかな・・」

と思っていました。

しかし、この打ち方には大きな弱点がありました。

左ドックレッグにはめちゃくちゃ弱いということです。笑

ほとんどOBになるし、たまにフェアウェイに落ちても飛距離が全く出ていない。

このままでは、スコアが伸びない。

左向き打法では、伸び代が無いと思い、真っ直ぐ打つことを意識し始めました。

それでも、なかなか直らず、

「野球では動いているボールを打っていたのに、ゴルフではどうして止まっているボールすら打てないのだろう」

と思っていました。

ある友人のアドバイスで劇的に改善しました。

原因は野球にありました。

そのアドバイスとは

野球はボールまで最短距離で振るが、ゴルフでは遠回りさせて遠心力を使って打つ

ということです。

そうなんです。

野球では、

「ボールを出来るだけ引き付けて、振り遅れないように最短距離で打つ」

でした。

僕もこの意識のままゴルフをしていましたが、

なんとゴルフでは振り遅れる心配がないんです!

なぜなら、ボールは止まっているから!(馬鹿だと思った人はすいません)

そこから、遠心力を使いクラブを遠回りさせて打つようにしました。

すると、自然とアウトサイドインの軌道になったんです。

遠心力を使い、アウトサイドイン軌道で打つコツ

アウトサイドイン軌道で打つコツは、クラブを遠回りさせることです。

クラブを遠回りさせるためには、

体の右側で大きく振ることです。

そのためには、左腕を伸ばしたままテイクバックをし、

左腕を伸ばしたまま、インパクトをすることです。

その際に、クラブヘッドが体から1番遠いところを通過させるイメージを持ってください。

打つ方向←            ○この辺りで振るイメージ

                  体

こうすることでクラブが遠回りし、

インサイドアウトから出ます。

僕の場合は、遠心力が加わり

以前より打球が20-30ヤード飛ぶようになりました。

左向くと更にスライスするのはなぜ?

よくあるのが、左側に打とうとしすぎて、

オープンスタンスになり、スライスが出るというパターンです。

これもボールの左側を擦ることになり、スライスが出ます。

対策としては、

ボールの位置を少し体に近くして、前(打つ方向側)に出せばスライスは収まると思います。

まとめ

僕は、これまでのゴルフ人生(まだ、2年弱ですが。笑)で

ずっとスライスに悩まされてきました。

まだ、改善できてから日が浅いです。

これから自分のスイングにするために、せっせと練習場に通おうと思います。

現在、スライスで悩んでる人は諦めないでください。

ふとしたことで、劇的に改善するものです。

この記事が一助になれば幸いです。

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